学生服(学ラン)は、一度購入したら最低でも学校を卒業するまで着用することになります。

スーツとは違い、学生服は汚れが蓄積しやすいため、メンテナンスを怠ると生地が劣化して周りの学生よりもくたびれた状態で着用しなければなりません。

逆にメンテナンスの頻度が多すぎても、これはこれで生地に負担をかけることになり逆効果となります。

なのでここでは、学生服のクリーニングを取り扱っているサービスの料金比較、そして学生服の正しいメンテナンス方法について詳しくお伝えしていきます。

正しいメンテナンス方法さえ知っていれば、入学から卒業までの間、学生服の生地の状態を劣化させることなく、子供が快適にキャンパスライフを過ごすことができますよ。

【実は高い?】学生服(学ラン)のクリーニング料金について

学生服料金相場
学生服(上)500~600円
学生服(下)400~500円
セーラー服500~600円
スカート400~500円
※地域によって多少誤差があります
学生服オプション

撥水加工:水分(雨など)を弾く加工
折り目加工:ズボンやスカートの折り目を付ける加工
花粉防止加工:花粉を防止する加工

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オプションに関しては、それぞれ+400円前後が上乗せされると考えておけば問題ありません。

学ランを上下クリーニングする場合、上下合わせて1,000円前後、それプラス学生服のオプションを付けたとすると、総額1,500円程度の料金になります。

学生服のクリーニング頻度について

学生服は通学の際毎日着用するため、生地を傷めずに清潔な状態を維持するためにクリーニング頻度としては月に1回が理想的です。

ただ、これはあくまでも理想の話で、多くの家庭はこれよりも少ない頻度でしか制服をクリーニングできていません。

KANKOさんのリサーチによると、子供が毎日制服を着用しているため

  • 洗えない
  • クリーニングに出せない

この悩みを抱えている主婦の方が6割弱もいることが分かります。

引用元:KANKO

共働きが当たり前の現代なので、それを加味した上で制服の理想的なクリーニング頻度を考えると、やはり春・夏・秋・冬の衣替えの時期+子供の長期休暇を利用して年4回が妥当と言えるでしょう。

クリーニング回数年4回
学生服クリーニングの年間コスト1,500円×4回=6,000円前後
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制服を2着用意しておいて、それをローテーションでクリーニングするのがおすすめ♪
学生服クリーニングのタイミング

・衣替えの時期
・子供の長期休暇(春夏秋冬の休み)
・制服のニオイが気になる場合
・目視で分かる汚れが目立つ時

学生服を取り扱っている宅配クリーニングを料金で比較

自宅近くに行きつけのクリーニング店があればそちらを利用すれば問題ありませんが、持ち運びの手間や、受け取りの際店舗の営業時間に間に合わない場合は、店舗よりも宅配クリーニングサービスがおすすめ。

宅配クリーニングとは?

持ち運びの手間を一切無くして、クリーニング品を『宅配』で配達・受け取りができるサービス

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全て自宅で完結できるので共働きなどで忙しい場合は特に便利♪
宅配クリーニング学生服料金
リネット1,010円~1,710円(学ラン、セーラー服)
670円~1,370円(ズボン、スカート)
サマリーポケット620円~880円
せんたく便700~900円
ネクシー810円~960円(学ラン、ブレザー)
560円~660円(ズボン、スカート)
リナビス940円~1,560円
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安さで選ぶなら『せんたく便』と『サマリーポケット』が良さそうですね♪

学生服におすすめの宅配クリーニングはここ!

他の衣類とまとめてお得に利用するならせんたく便
配達スピード・利便性・保証を求めるなら1点から利用できるリネット

せんたく便

せんたく便詳細
最速10パック7,980円
最速5パック5,980円

せんたく便は『パック料金制』を導入しているため、クリーニング品を複数枚まとめて依頼する場合はお得に利用できます。

パック料金とは?

1点の料金ではなく複数枚合わせた金額で利用できるサービス。
例:学生服上下1点ずつ+Yシャツ2点+コート1点=5点(最速5パック)の料金

学生服のクリーニング料金相場は1,000~1,600円程度ですが、せんたく便のパック料金であれば、1点あたり800円以下で利用できるので、宅配込みで通常の店舗クリーニングと同じくらいの料金で仕上げてもらえます。

持ち運びのない宅配クリーニングを、店舗クリーニングと同じくらいの値段で利用したい方にはぴったりですね。

リネット

リネット詳細
学ラン / ブレザー 男子学生服(上)1,010円
セーラー服 / ブレザー 女子学生服(上)1,010円
男子学生服(下)670円
スカート 女子学生服(下)670円

リネットは1点から利用できるサービスで、仕上げを依頼したら最短2日でお届けが可能。

日本全国どこからでも利用でき、スマホ一つで申し込みが完結するため、宅配クリーニングの中では使い勝手の良さはNo,1。

30日以内であれば再仕上げ無料で、万が一再仕上げに納得いかなければ全額返金保証も付いているため、初めての利用でも安心です。

  • 撥水仕上げ
  • 花粉ガード効果のあるふんわり上質仕上げ
  • 銀イオン防臭加工仕上げ

などのオプションも充実しているため、衣替えの時期にパリッと仕上げたい場合はリネットに相談してみましょう。

学生服をクリーニングに出す際の注意点

プロに任せておけば安心ではありますが、学生服の場合、クリーニングに出す前に抑えるべきポイントがいくつかあります。

仕上がり日数を必ず逆算しておく

学生服は、店舗クリーニングの場合は2日~4日前後で仕上げてもらえますが、宅配クリーニングの場合は最低でも1週間はかかります。

今まで店舗クリーニングを利用していた場合、宅配クリーニングに切り替えて配達時間が遅くなると、学校の登校日に間に合わなくなることがあるので注意が必要です。

依頼する際、必ず宅配クリーニング側に仕上がり日数を事前に聞いておくようにしましょう。

上下別々にクリーニングに出さない

学生服を上下別々にクリーニングに出すと、目で分かるくらい色合いが変わります。

片方が汚れていたとしても、必ず上下セットで同じクリーニングサービスに依頼することで、生地の劣化や色合いの変化が少なくなります。

特に学生の場合、学生服の色合いが周りと違うことでからかわれたりするリスクがあるため、特に親御さんは細心の注意をはらうことが大切です。

外ポケット・内ポケットを必ずひっくり返しておく

学生服は自分が着用したものではないため、そのままクリーニングに出してしまうとポケットに入っているものの影響で仕上がりが悪くなることが考えられます。

事前にポケットを全てひっくり返してクリーニングに出すことで、お店側も受け取った段階で『何も入っていないんだな』と一目で分かります。

ティッシュや紙が入っていると、それが制服にこびりついてしまうこともありますので、ポケットの中身は必ずチェックしておきましょう。

クリーニング後の学生服の保管方法

仕上がり品を受け取った後、多くの人はそのまま自宅のクローゼットで保管してしまいますが、これだと湿気やクリーニングの溶剤の残りにより、学生服の状態が悪くなってしまいます。

ビニールから必ず出す

学生服のクリーニング品を受け取ったら、真っ先にビニールから取り出しましょう。

そうすることで、クリーニング後の湿気や溶剤の臭いを取ることができます。

できれば、いきなり服が隙間なくかけられているクローゼットに入れるのではなく、一度風通しの良い場所で湿気を取った後にクローゼットに入れるのがベストです。

一通りの仕上がりをチェック

宅配クリーニングの場合『再仕上げ』の有効期間が30日前後です。

なので、再仕上げ無料の期間を過ぎる前に必ず一度仕上がりをチェックしておきましょう。

不具合が見つかれば再仕上げを頼むことができますし、事前にチェックしておくことで、子供が着用する時にトラブルが起こることも無くなります。

ボタンを付ける

クリーニングに依頼する際に学生服のボタンを取ることになりますが、仕上がり品を受け取ったら全体をチェックし、問題がなければすぐにボタンを付けましょう。

いざ着用する時に『あれっ?ボタンどこやったっけ?』となると、学校再開時にあたふたしてしまいますからね。

学生服の保管前チェック項目

・ビニールから取り出したか?
・全体の仕上がりをチェックしたか?
・ボタンを付け終わったか?

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これらのチェック項目を済ませてから保管しておけばトラブルは未然に防げます♪

学生服クリーニングの疑問点

クリーニングに出さずに自宅で洗うのはあり?なし?

学生服を自宅で洗う場合、まず最初に『洗濯表示』をチェックしましょう。

学ランやブレザー・スカートやスラックスにこの洗濯表示マークが付いていると、それは『洗濯不可』の制服です。

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この場合は迷わずクリーニングに出しましょう。

このマークが付いていなければ、基本的には洗濯ができます。

学生服に付いている洗濯マークの意味が分からない場合は、以下を参考にしてみてください。

学生服の手入れ方法は?

学生服は学生が年間の3分の1着用するアイテムですから、当然汚れが蓄積していきます。

ゴッソリ汚れを落とす方法が『クリーニング』ですが、毎日の手入れはそれ以上に重要です。

学生服の手入れ方法

・ワイシャツ・ブラウスをまめに洗濯・クリーニングする
・着用しない時は風通しの良い場所でハンガーにかけて保管
・定期的に汚れ・シミのチェックをする
・ニオイ対策としてファブリーズなどを使用する

洗濯不可の学生服の場合は特に細かな手入れを怠らないようにしましょう。

長期間シミやニオイを放置しておくと、気づいたら落とせないレベルまで酷くなることがありますからね。

まとめ

学生服クリーニングまとめ

学生服のクリーニング頻度の理想は年4回(衣替えの時期)
学生服のクリーニング仕上がり日数は1週間前後(宅配クリーニングの場合)
上下どちらが汚れていても必ず上下セットでクリーニングする
仕上がり品を受け取ったらビニールから出して管理する

学生服は着用する期間が決まっているため、その期間内はできる限りこまめにメンテナンスしておくことで、再購入のリスクが少なくなります。

子供の頃を思い出せば分かる通り、学生時代は何かと汚れが付着しやすい生活を過ごすため、親が思っている以上に制服に汚れや負担がかかっています。

クリーニング費用はできるだけ安く済ませたいのが本音ですが、こまめに手入れすることが一番コスパの良い選択肢であることも事実なので、クリーニング・自宅での管理は怠らないようにしましょう。

宅配クリーニングであれば、自宅から送るだけで仕上げてもらえるので手間もほとんどありませんからね。