実際、コインランドリーの需要を見越して
- キッズスペース
- 女性でも使いやすい防犯対策
- カフェの併設
これらの付加価値が付いているのは当たり前になりつつあります。

とはいえ、最近では選択乾燥機の需要やその他のサービスが充実してきているため、その中であえてコインランドリーを利用するメリットはあるのか?
その点について『料金的視点』と『仕上がり具合の視点』から考えてみたいと思います。
実は最近のサービスを上手に使い分けることで、より今の家事を楽に済ませる選択肢もあります。
好きなところから読んでください
コインランドリーの基本的な料金相場について
まず、コインランドリーに用意されているものは
- 洗濯機
- 乾燥機
- 洗濯乾燥機
- スニーカー用ランドリー
これらはほぼ確実に用意されています。
なのでコインランドリー利用時に必要なのは、シンプルに『洗うもの』と『お金』の2つだけです。

洗濯するものの値段 | 重さ | 洗うもの |
〜500円 | 〜10kg | 毛布1枚程度 |
〜800円 | 10〜16kg | 毛布2枚程度 |
〜1200円 | 〜23kg | 毛布3枚程度 |
〜1500円 | 〜32kg | 毛布4枚程度 |
一人分の洗濯物の重さがおおよそ10〜15kg程度と言われていますから、家族4人分の洗濯をする場合、大体数百円・数千円程度で洗うことができます。

コインランドリーではどんなものが洗えるのか?

一般的なコインランドリーであれば、普段着用している衣類以外の大型のものも洗うことが可能です。
これらのものは、コインランドリーで用意されている洗濯機・乾燥機を使えば丸洗いが可能です。
特に子供がいる家庭の場合、毎日遊んで帰ってくる子供の靴を洗うのは大変ですが、コインランドリーにある『スニーカーランドリー』を利用すれば、泥だらけの靴も入れるだけできれいに洗ってくれます。
コインランドリーにはデリバリーのシステムはなく、自分で洗濯物を持っていかなければならないため、大型の洗い物は車などに詰め込んで洗う必要があります。
コインランドリーを利用するメリットについて
この業界は、以前は無人で洗濯ができるというメリットはありましたが、それ以上に業界全体の印象があまり良くなく、今のように主婦層が積極的に使えるサービスとは言えませんでした。


そしてそれと同時に『あえてコインランドリーを選ぶメリット』もいくつかあります。
大量の洗濯物も一気に洗える
日本は四季があるため、1年の3分の1は雨というデータも出ています。
その中でも、特に6月は梅雨の時期が続くため、外で洗濯物を乾かすことができずに部屋干しで生乾きの状態になることも多々あります。
その時期にコインランドリーを利用することで、大量の洗濯物を一気に洗い、コインランドリー特有の大型ガス乾燥機を利用することで、洗濯物全てがカラッとふわふわの状態に仕上がります。

24時間いつでも洗濯可能
住んでいる場所によっては、夜遅くに帰ってきて洗濯機を起動させてしまうと、隣人の方に音の苦情を受けることもあります。
生活スタイルが周りよりも夜型に偏っている場合、明日着たい物を洗いたいのに、夜だと洗濯機を回せないこともありますが、この時に上手にコインランドリーを利用することで、洗濯から乾燥までを数時間で終わらせることが可能です。

布団から靴まで洗濯できる
コインランドリーも常に進化をし続けていますから、最近では日常で着る衣類に限らず、いつも使っている布団や靴まで全て綺麗に仕上げることができます。


『靴は自宅で洗うもの』もしこのような価値観を持っている場合には、一度コインランドリーで靴を洗ってみてください。
思っている以上に綺麗に仕上がりますから。
コインランドリーを利用する際に注意すべきこと

数百円のお金で大量の洗濯物・靴・布団を洗えるコインランドリーはかなりコスパ良く使いやすい環境に思えますが、とはいえ悪い言い方をしてしまえば
『所詮コインランドリー』
でしかありません。
ここまでコインランドリーを持ち上げといて悪い言い方をするのは少し気が引けますが、やはりコインランドリーを使う『デメリット』も理解しておかなければなりません。
便利ではありませんが『万能』ではありませんからね。
衣類は全て自分で持ち運ぶ
これは当たり前の話ですが、コインランドリーで物を洗う際には全て『自分で運ぶ』必要があるため、布団や大量の洗濯物は車などに乗せて持っていく必要があります。

梅雨の時期は布団にダニやカビが出るリスクも高くなるため、どうしてもこの時期に洗いたくなってしまいますが、これを持ち運ぶくらいなら我慢する人の方が多いのではないでしょうか?
私も正直面倒なので、ファブリーズなどで除菌して耐え凌ぎますからね。
他の人と洗濯機を共有する
そして私のように、若干潔癖寄りの人からすると、コインランドリーは便利だけど本音としては
『他の人が使っている機械に衣類を放り込んで洗うのは少し気持ちが悪い』
と感じてしまいます。
もちろん定期的に清掃して清潔なのは分かっているのですが、それでも自分で買った機械ではないので、何十人・何百人の衣類が洗われたことを考えると、気持ち的にはあまり素直に喜べません。
もしかしたら、自分が洗う前に洗濯物を洗っていた人がおじさんで、とんでもない量の汗をかいた異臭のするTシャツを大量に放り込んでいる‥なんてことを考えてしまうこと利用するのに躊躇してしまいます。


女性一人で夜利用するのは避けた方が良いかも
いくら24時間使えるとはいっても、男ならまだしも女性の場合は一人で深夜に利用するのは住んでいる地域によっては危険なこともあります。
都心の人が多い場所であれば利用できるかもしれませんが、田舎のコインランドリーは知らない男と二人きりになることも考えられますので、この時間帯は誰かと一緒に行くか、家で洗って我慢する必要があります。

防犯カメラは設置されていますが『万が一』がありますからね。
コインランドリーと一緒に『宅配クリーニング』も上手に活用しよう!

結局コインランドリーを上手に活用すれば、衣類や靴・布団まで全て洗うことはできます。
ただ、利用する際にはどうしても面倒な手間が出てきてしまうことも事実。
何キロもある衣類・布団などを手で運ぶ必要がある
洗濯機を共有するのにモヤモヤする
女性だと夜に利用するのが難しい
お金を払ってもプロの仕上がりにはならない
使いたいときにワンコイン程度で利用できて、洗濯から乾燥までを仕上げてくれる便利なサービスではありますが、それでも自分で運ぶ手間や仕上がり具合などはプロには到底敵いません。
宅配クリーニングは、ネットから申し込めば自宅で衣類の集荷・受け取りができるため、わざわざお店まで衣類や布団を持ち運ぶ必要がありません。

実際私もコートやダウン、スーツやワイシャツ・布団洗いまで一通りお願いしていますが、やはり細かいところまで手を施したプロの仕上がりで手元に届きます。
ダウンやコートもコインランドリーで丸洗いする方もいますが、料金相場や仕上がりを比較すると、自分の手で洗うよりもプロにお願いした方が仕上がりは格段に良くなります。
数万円以上するコートやダウンを自分で洗って失敗すると、また新しく購入するリスクもありますからね。
宅配クリーニングはコインランドリーよりも多少料金はかかりますが、それでも
- プロによる仕上げ
- スマホ一つで自宅で集荷・受け取り可能
- 仕上がりに満足できなければ再仕上げ対応あり
- 送料無料
これらのサポートが徹底されているサービスを選べば、コスパ良くプロの仕上げを受けられます。
インナーなどの頻繁に洗う品物は自宅の洗濯機・コインランドリーで洗濯。
人の目に入りやすいアウター類やスーツ、その他プロの仕上げによるダニ除去・カビ対策を受けられる布団などは、コインランドリーよりも宅配クリーニングを利用した方が労力・コスパ共にお得に使えます。
お金をかけて手に入れた品物を素人の自分が洗い・仕上げをして失敗すると、再購入のリスクがあるので、全てをコインランドリーに丸投げせずに、アイテムによって洗い方を変えるのが得策。
宅配クリーニングサービスに関しては、以下の記事で詳しく紹介していますので、こちらもチェックしておいてください。
まとめ
24時間いつでも洗濯・感想ができるコインランドリーは、使い方さえ間違えなければ自宅の洗濯機よりも良い仕上がりを体感でき、梅雨時期・雨の続く日でも関係なくカラッと仕上がった衣類・布団・毛布を使うことができます。
自宅からコインランドリーまで持ち運ぶデメリットはありますが、自宅近くに新しくコインランドリーができた場合には一度利用してみる価値はありそうです。
洗濯環境は家庭・暮らしによって大きく違いますので、一つの選択肢としてコインランドリーは有効活用していきましょう。
